ベネルクス三国10日間 3日目 アントウェルペン、ヘント(ゲント)

朝のホテルと朝食




ホテルの近くにあったゴディバのお店


アントウェルペン(英語名アントワープ)

ベルギー北部の海港都市で、ベルギー最大の人口をもつ都市。
その名の由来は、ローマの戦士ブラボーが、巨人アンティゴーンの息の根を止め、手を切り落として河へ投げ捨てた、handwerpen(hand 手 + werpen 投げる)からきているという。
朝からあいにくの雨天。




市庁舎


聖母大聖堂(ノートルダム大聖堂)


大聖堂の前にある『フランダースの犬』の石碑。
トヨタが寄贈したが、トラックの衝突などで破損したため、残念ながら現在は撤去されている。

ネロとパトラッシュの絵。

「フランダーの犬 この物語は悲しみの奥底から見出すことのできる本当の希望と友情であり、永遠に語り継がれる私達の宝物なのです。」と書かれている。

『フランダースの犬』は、1872年にイギリスの作家ウィーダが書いた児童文学。
当時ベルギー北部は英語でフランダース(フランドル)と呼ばれていた。
1975年にテレビアニメシリーズ「世界名作劇場」で放映されたので、60歳過ぎの人は子どものころ見たことがあるかもしれない。
その舞台となったのが、ネロ少年の故郷ホーボケンとアントウェルペンの聖母大聖堂。





ルーベンス作『聖母被昇天』

ルーベンス作『キリストの降架』


ルーベンス作『キリストの昇天』


「パトラッシュはネロのたった一人の友達でした」

『フランダースの犬』の最後のシーンでは、クリスマスを迎えた翌朝、大聖堂に飾られた憧れのルーベンスの絵の前で、愛犬パトラッシュを固く抱きしめたまま共に凍死しているネロ少年が発見される。両者は誰の手でも引きはがす事が出来ず、村人たちは悔いつつも、教会の特別な計らいの下に、犬と少年を共に祖父の墓に葬った(Wikipedia)。涙なくしては見られない。

ベルギーではこの物語はあまり知られておらず、なぜ日本人観光客が『フランダースの犬』を目的でホーボケンや聖母大聖堂を訪問するのか不思議がられていたという。
現在はホーボケンにネロとパトラッシュの銅像が建てられている。



ヘント(ゲント)

ベルギー北東部に位置する第三の都市。
地名の由来は、「川などが合流する」という意味のケルト語からきている。






レストランで昼食



フランドル風カルボナード



旧肉市場

建物の天井から肉がぶら下げられている。
現在はカフェなどに利用されている。



フランドル伯居城

旧魚市場



レイエ川東岸のグラスレイ(「香草河岸」の意味)
ギルドハウスが立ち並ぶ。



聖ミヒャエル橋



聖ニコラス教会

高さ91メートルの鐘楼
聖ニコラス教会と聖バーフ大聖堂との中間に位置している。

聖バーフ大聖堂
12~16世紀に建設。
ロマネスク様式とゴシック様式が併用されている。



ファン・エイク 兄弟作神秘の子羊
12枚のパネルからなる。
北方ヨーロッパ絵画の最高傑作のひとつと高く評価されている。





左は市庁舎


チョコレート屋さん
ゴディバよりおいしい?という添乗員さんお勧めのお店。





ブリュッセルに戻りレストランで夕食

ムール貝の白ワイン蒸し
これは好物。












 

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